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成都市で消えゆく都市と農村の戸籍差別

現在人口1100万人の成都市は、2004年から一元化戸籍制度への移行に着手し、2006年末に完了した。農業と非農業戸籍の区別を撤廃し、全市の戸籍人口を住民戸籍として統一的に登録したのだ。

成都市公安局の何建生副局長は「これは『農民』という言葉が、もはや身分の象徴ではなくなったことを意味する。農民は現行政策下における農民としての相応の権利を享受するだけでなく、就業・社会保障・義務教育など都市部住民と同等の権利も徐々に獲得している」と説明する。

成都市の農民の都市部への集住は主に3種に類別される。▽5つの市街地の中心に都市部と完全に同レベルの農民新居を建設する事業▽郊外の重点鎮を中心に農民の都市部への集住を促し、都市部の新型コミュニティ事業を重点鎮建設の重要な要素とするもの▽辺鄙な山岳部などで、地元の実情に基づいて新型農村コミュニティへの農民の集住を促すもの――。

曽発明さん(53)は住居購入によって成都市双流県の住民となった。昨年6月に直腸癌を患い、多額の治療費が必要となった。当時曽さんは、成都市の他の住民と同様、法に基づき四半期分の保険料174元を納付していた。このため、同年11月に支払った6万元余りの入院費は、一気に4万元余り差し引かれたのだ。迅速な治療のおかげで、曽さんの病状は安定を得た。以前ならば、農民である曽さんはこうした社会保障を受けることができなかった。

現在成都市は農民に都市部戸籍を徹底的に開放する政策を取っている。都市部に合法的な定住先があればただちに戸籍の編入ができるし、賃貸住宅でも戸籍を登録することができる。

「人民網日本語版」2007年11月9日

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