北京で15日に開幕した全国人事庁局長会議で、「ハイレベル留学人材集結計画」と「ポストドクター科学基金特別資金援助計画」を来年から実施する方針が明らかにされた。
尹蔚民・人事部長は「中国はハイレベル留学人材の帰国事業を強化し、留学生帰国事業『第11次五カ年計画(2006~10年)』を実施し、『ハイレベル留学人材集結計画』を実施し、重点分野・重大項目・重大基盤技術など戦略的な先端人材の導入におけるブレークスルーに努める。同時に、『ポストドクター科学基金特別資金援助計画』を実施し、高い創造性を備え、傑出した科学研究成果を上げているポストドクターを重点的に資金援助する」と表明。貢献の際立つ若手専門家の選抜制度を整備し、リーダ的人材とそのイノベーション集団の選抜に力を入れ、「新世紀百千万人材プロジェクト」候補者の育成事業を強化すると同時に、高い技能を持つ人材も選抜対象に含めて、08年度の政府特別助成金の受給者選抜作業を成功させる考えを明らかにした。さらに、▽「留学人材帰国起業始動支持計画」を実施し、資金面の支援を強化する▽「留学経験者起業パーク」を着実に発展させ、「頭脳報国計画」を推進し、より多くの留学経験者がさまざまな形で国に貢献するように図る▽留学経験者帰国サービス制度の構築に関する意見を打ち出す――方針を示した。
「人民網日本語版」2007年12月17日 |