1月26日、風雪につき前進する安徽省合肥市の市民

大雪のためバスが運休になった

    中国の長江中流と下流地域や西部地区では、十日間以上大雪が降り続き、被害が大きいため、中国政府は、被災者の正常な生活を確保するため、緊急対策を講じている。

国家発展改革委員会は25日、野菜や果物などの食品や、燃料、薬品の価格の安定確保を始めた。また、財政部と民政部は2800万元を拠出して、湖北省、湖南省の被災者の救援に充てている。また、商務部は国の備蓄制度によって物資を調達し、まもなく迎える旧正月・春節の間の需要にこたえている。

民政部によると、これまでに、10の省や自治区、直轄市の3000万人以上が被災し、そのうち、8人が死亡している。直接的な経済損失は60億元を超えた。

｢中国国際放送局　日本語部｣より2008年1月27日