中国黄金協会が北京、上海、広州等8つの大都市で行った大規模な調査の報告が26日に発表した。同報告によると、金の装身具を購入する予定の中国人の約半数が千元から3千元をかけてもよいと考えていることが明らかになった。これはほぼ月収の3分の1に等しい。中国新聞社が伝えた。
月収4千~5千元のグループが同調査対象の6割を占めている。そのうち6割以上がここ1年以内に1点から3点の金の装身具を購入している。
何年もの急速な成長を経て2007年に中国は世界第2の金の生産国、消費国となった。黄金協会の調査結果によると、中国の金市場の購買力は依然として成長を続けている。今年金を買う意欲のある人は6割を超えている。
調査ではまた、金の装身具を着用している人の中では、主に社交やレジャー、仕事の時に着用し、そのうち社交的な場で着用する割合が最も高く、他の2つに比べて約10ポイント上回っている。
現在では結婚の際に金の装身具をつける人はますます減っている。よって、中国人が金の装身具を身につける際に、コミュニケーションや理解、承認を望む心が強くなっているのだろうと黄金協会は見ている。
「人民網日本語版」2008年2月27日 |