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産業別や地域別の集団賃金交渉推進へ
発信時間: 2008-04-11 | チャイナネット

中華全国総工会(労働組合)の副主席と書記処第一書記を務める孫春蘭氏は10日、産業別や地域別の集団賃金交渉を大きく展開し、集団賃金交渉のカバー率を拡大していく必要があることを指摘した。「新華網」が伝えた。

孫副主席の発言は次の通り。

非公有制企業を重点とし、産業別や地域別の集団賃金交渉を突破口として、集団賃金交渉のカバー率を拡大していく必要がある。現場の第一線で働く労働者、とりわけ出稼ぎ農民の賃金問題を早急に解決しなければならない。具体的には、賃金水準・賞与分配・福祉補助などが交渉の重点となる。「90%以上の労働者が法定労働時間内に完了することができる」ことを基準として、さまざまな仕事上のポストの労働ノルマを合理的に定めるようにしなければならない。産業別の労働ノルマ決定のメカニズムを徐々に構築し、労働ノルマの規定・調整・管理・実施を規範化することにより、企業による労働者への時間外労働強制や残業代不払いなどが生じるのを防いでいく。

「人民網日本語版」2008年4月11日

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