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大陸部住民、五輪特別ビザで香港・マカオ滞在可能に
発信時間: 2008-05-06 | チャイナネット

北京辺防検査総局(出入境管理部門)は4日、香港で開催される五輪馬術競技の同市市民の観戦の便宜を図るべく、6月1日より、北京市民は、戸籍簿、身分証明書、五輪身分登録カードなどの原本を同市公安機関出入境管理部門に持参することにより、香港・澳門(マカオ)への往復通行証および五輪特別ビザの申請が可能となることを明らかにした。五輪特別ビザの有効期限は2008年9月23日までで、同ビザにより最大90日間の滞在が可能となる。「北京晨報」が伝えた。2008年6月1日より、大陸部住民は戸籍簿、身分証明書、五輪身分登録カードなどの原本を北京市、天津市、河北省、遼寧省、上海市、山東省、広東省の各省・直轄市公安機関の出入境管理部門に持参することにより、香港・澳門往復通行証および五輪特別ビザの申請を行うことが可能となる。

五輪身分登録カードとは国際オリンピック委員会から北京オリンピック組織委員会を通じて発行された個人カードのことを指す。本カードはカード所持者の身分を証明しており、カード所持者の五輪関係イベントへの入場権およびその他の権利を明確化している。カード所持者は必要に応じ、本カードとパスポート、あるいはその他の有効な旅行証を併用することにより、出入境権利が与えられる。五輪開催期間中、北京オリンピック組織委員会登録センターには51万人の申請があると見込まれる。

「人民網日本語版」2008年5月5日

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