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北川県への道路が復旧綿密な捜索活動が可能に
発信時間: 2008-05-16 | チャイナネット

四川省北川県の地震災害救助指揮部によると、同県へ通じる道路が15日午前0時頃におおまかな修復作業を終え復旧したことを受けて、掘削機3台が同県入りし、現在救援活動に当たっている。道路の復旧作業も引き続き行われている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

15日午後、北川県へ通じる道路では、北京路橋公司、四川路橋公司、華西集団などの技術者が掘削機とブルドーザーで道路の修復作業を全力で進めていた。

同県の経大忠県長は「重機械がきたので、引き続き綿密な捜索活動を進めることができる。北川県は道が狭く、建物の密度が高く、綿密な捜索活動が重要であり、ぜひとも必要だ」と話す。現在、同県では約4千人の救助隊員が救援活動を進めている。

また経県長は「だが県の中心部から郊外、郊外から農村部へ至る道路はまだ全面的に復旧しておらず、救援物資を効果的に運び込む方法がない。今はより多くのテント、食料、薬品、飲料水が必要だ」と話す。

「人民網日本語版」2008年5月16日

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