四川省人民政府新聞弁公室は22日午後、四川大地震に関する10回目の記者会見を開いた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
侯雄飛主任によると、22日午後2時までに計7182回の余震が発生。うちマグニチュード4.0~4.9の余震が91回、マグニチュード5.0~5.9の余震が23回、マグニチュード6.0~6.1の余震が4回で、最大の余震はマグニチュード6.1だった。震災により省内で5万651人が死亡し、27万7028人が負傷。廃墟の中から7万9852人が救出され、544万6965人が避難した。医療関係者は3万9500人が震災医療の最前線に出動、被災地の県・郷・村をカバーした。25万3177人の負傷者が省内の病院で治療を受け、現在も23万803人が入院、これまでに2万2690人が退院している。重慶、西安、広州、昆明、貴陽、上海、杭州、南京などに搬送された負傷者は2873人。感染症予防チームは延べ7万3518人が出動、消毒剤1516.9トンを被災地に運び、2億7928万4600平方メートルを消毒した。これまでに被災地での重大な感染症の拡大や公共衛生上の緊急事態の報告はない。
「人民網日本語版」2008年5月23日 |