ホーム>>社会>>社会ニュース
震災孤児の引き取り希望 2万組以上
発信時間: 2008-05-27 | チャイナネット

四川省民政庁が、四川省地震で肉親を亡くした孤児の引き取りに関する問い合わせホットラインを2本開設してからというもの、電話が鳴り止む気配もなく、10日が過ぎた今も、その現象はなおも続いている。電話を受け付けするボランティアの陳さんは26日、「毎日電話をかけ続け、1週間後にやっとつながった人もいる。成都まで飛行機で、直接問い合わせをしに来る人も少なくない」と述べている。「重慶晨報」が伝えた。

四川省民政庁の今の時点での回答は、「地震救済活動が終了後、速やかに孤児の引き取り業務を展開する」ということだ。四川省民政部門の大まかな統計によると、今のところ、孤児の引き取りを希望している家庭あるいは個人はすでに2万組以上になっており、今後は更に増えると思われる。

新華社によると、四川省震災地域において、肉親が死亡・行方不明になっている子供は25日までのところ、計5498人となっている。これらの子供たちはすでに地元政府の手配によって正常な生活を送っている。

「人民網日本語版」2008年5月27日

  関連記事

· 孤児養育申請受付業務、未だ開始せず

· 四川副省長、地震による孤児の学費は政府が負担

  同コラムの最新記事

· 四川地震被災地の子どもたちに免疫力強化の予防接種

· 四川省 震災救援活動の監督員を社会から公募

· 中独の赤十字社、「野戦病院」を被災地に共同設立

· 各地、担当被災地に仮設住宅を提供

· ある外国人の地震体験(4)誰もが中国に感動