国家質量検験検疫総局（質検総局）の支樹平・副局長は29日、国務院新聞弁公室の記者会見に出席し、質検総局がまもなく、被災地での技術面でのサービスを強化し、被災地復興に関連する品質検査を厳格化し、被災地の企業への支援を拡大し、被災地の生産・生活のできるだけ早い正常化を促す方針であることを明らかにした。

海外からの支援物資や救助要員の国境検査・通過にあたっては、各検査機関が特別態勢で臨む。支援物資や救助要員がいつでも検査を受けられるように24時間態勢が取られ、検査・通過の短時間化も図られる。支援物資の検査・検疫の費用は免除される。支援物資と救助要員を中国に送った国・地域は現在までに、ロシア・日本・米国・シンガポール・香港・台湾など40カ国・地域に及び、入国地点も北京や成都など14カ所にわたっている。これらの入国地点では29日までに、支援物資402陣と救助隊13チームに対し、ハイスピードの検査・通過サービスを提供した。

「人民網日本語版」2008年5月30日