北京五輪で行われる試合の一部の開始時間が、大会時の必要に応じて、予定時間の前後にずらされることが決まった。北京オリンピック組織委員会のチケットセンター公式サイトが7月31日に発表した。
試合時間の調整を受けたのは、▽カヌー・スラローム▽体操▽ソフトボール▽北京理工大学で行われる一部の試合――。試合時間の変更が観客の試合観戦に影響しないよう、同サイトではチケット購入者に注意を呼びかけている。「新京報」が伝えた。
試合時間の変更の詳しい内容は次の通り。12日と14日に行われるカヌー・スラロームの開始時間はいずれも40分前倒し。13日の体操の開始時間は15分延期。21日のソフトボールの開始時間は90分延期。北京理工大学で行われるバレーボール10試合はいずれも1時間延期。
カヌー・スラロームが開催される北京市順義区の試合会場によると、スラロームの試合時間が前倒しされたのは、競技のテストの結果、設定されていた試合時間では、試合終了ごろに空が暗くなってしまい、大会の生中継に影響することがわかったため。競技テスト後、国際カヌー連盟と北京オリンピック組織委員会とメディアが協議を通じて、2日間の試合開始時間の前倒しを決定した。
北京五輪チケット事務センターはまもなく、最新の詳しい競技日程を公式サイトで発表する予定だ。
「人民網日本語版」2008年8月1日 |