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北京五輪の花束に秘められた心
発信時間: 2008-08-26 | チャイナネット

花卉の本数や種類は、縁起のいい「9」と「6」からなっている。種類はバラを含めて6種類になっている。メインの月季の本数は9本で、ほかの五種は花卉は6本になっている。

「9」という数字ですが、発音は中国語では「久」の発音と同じである。このことから、「9」は「永遠、長寿」を表す縁起のいい数字である。これにちなんで中国の敬老の日は9月9日に定められている。「9」は、また頂点となる「10」まで後一歩の数字なので、古くから「止まることなく生息する、前向きに進む」という意味が与えられた。

「6」の場合は「仕事や暮らしが順風満帆である」という意味につながっている。大学統一試験の受験生や新しくスタートする人などへの最高の祝福は「順風満帆」である。それを表すものとして6種類の果物のプレゼントを贈る、6種類のおかずをいただくなど、「6」の付いたものが好まれる。五輪という盛大なイベントでも、「9」と「6」は生かされた。

9本の「中国紅」の月季や6種類の花卉でできた花束「紅紅火火」は、「世界各国からの選手が前向きに頑張って欲しい」という励ましや、「いつまでも元気で、順風満帆でありますように」という祝福が秘められている。

「中国国際放送局 日本語部」より2008年8月26日

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