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西蔵シガツェ地区で地震、住民約2千人が無事避難
発信時間: 2008-08-27 | チャイナネット

西蔵(チベット)自治区人民政府は26日午後、日喀則(シガツェ)地区仲巴(ドンパ)県で発生した地震の状況を報告した。今回の地震は現時点で、阿里(ガリ)地区の改則(ゲルツェ)県と措勤(ツォチェン)県、日喀則地区仲巴県に波及し、被災者は7600人余りにのぼった。人や家畜の死傷、家屋の倒壊状況については今のところ報告されていない。仲巴県では住民2千人余りが安全な場所に避難したという。

西蔵自治区日喀則地区仲巴県(北緯31.0度、東経83.6度)で北京時間の25日午後9時22分、マグニチュード(M)6.8の地震が発生した。震源地は仲巴県の隆ガ爾郷・パ江鎮・仁多鎮に位置し、震動は日喀則地区や阿里地区にまで波及した。

同自治区政府の向巴平措(シャンバピンツォ)主席は26日朝、救援チームを伴って拉薩(ラサ)から被災地に駆けつけ、震災救援活動の指揮をとっている。 自治区民政部門はテント200張りを調達、教育部門は布団3500セットを被災地に搬送し、被災者の食事や衣類、避難場所を確保している状況だ。

「人民網日本語版」 2008年08月27日

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