中国のインターネット利用者は、2億人を超えた。ブログや書き込みなどによる交流は、多くの人たちが社会問題に注目し、訴えを表し、民意を反映し、社会政治に参加する重要な方法になっている。そしてインタネットの普及によって、政治や経済、社会生活に与えるネットの影響はますます明らかだ。
先ごろ胡錦濤総書記は人民網を視察し、ウェブ利用者とオンラインで交流した。それはウェブ利用者が、党や国の仕事に対してどのような意見や提案を持っているかを理解し、政府がウェブ利用者の提案や意見を高く注目していることを表している。
また多くの役人がネットで民意を集めているのは、政府がウェブ利用者の意見に注目しているためであり、ネットは民主建設の新通路になるだろう。そして多くの地方の政府関係者は、ネットでウェブ利用者とオンラインで交流し、広く民意を集めている。
ウェブ利用者から「腐敗防止新道路」と呼ばれるネットでの告発が増えている。関係部門がこうした告発に注目しているのは、腐敗や犯罪の取り締まりに関係しているからだろう。
ネットはある程度、民意の疎通や民情の表現、民主を建設する新しい道としては、取って代わることのできない影響力を持っている。日増しに勢いを増すネットをどのように監督するかは、まさに各級政府が急いで解決しなければならない新しい課題だ。
[チャイナネット]2008年8月27日 |