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中国とドイツの専門家「合理的な食事の10提案」 |
発信時間: 2008-08-27 | チャイナネット |
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中国栄養学会とドイツ農業製品協会が共同で編集した「合理的な食事の10提案」によると、食事は20分をかけて食べるのが最もよいという。「健康時報」が伝えた。 中国栄養学会の常務副秘書長である賈健斌副研究員によると、速く食べ過ぎると食物は十分に咀嚼されず、粒の大きな食物は食道の粘膜や胃を傷つけやすいという。 健康法としてよく噛むことは知られているが、ゆっくり過ぎるのにも害がある。消化酵素は一般に10数分以内に活動のピークを迎えるため、この時間が食物消化に最適な時間で、栄養が吸収されやすい。 また、油の多い食物を食べた場合、食べる時間が長いと、脂肪の刺激を受けて胆汁が胆嚢から腸内に排出され、食物を消化することになる。胆汁の量には限りがあるため、脂肪は十分に消化されずに停滞することになる。 さらに食事を始めてから20分経つと、身体は満腹感を覚える。食事をするのが速すぎ、または遅すぎることによる肥満の心配もない。 当然、友人と食事をする時には食事時間が長引くのは避けられないが、時折のことなら問題ない。日常的にするのは避けた方が良い。 中国とドイツの専門家による合理的な食事の10提案 (1)好き嫌いをなくす。「おやつ」のためにも余地を残す。 (2)毎日野菜や果物を5皿とる。 (3)合理的に水を飲む。 (4)(雑穀・野菜の)繊維で消化を促進する。 (5)栄養素を損なわない貯蔵法や調理法をとる。 (6)様々な調味料を使い、新鮮な葉ものや調味料を使用する。 (7)摂取する脂肪は選ぶ。高品質の植物油の摂取がお奨めで、1日25グラムが最適。 (8)少しずつ回数を多く食べる。 (9)食事の時間は20分が最適。 (10)よりバランスがとれて健康的な食欲と消化のために、毎日30分運動する。 「人民網日本語版」 2008年08月27日 |
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