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顔のような漢字「囧」が人気 靴のデザインに
発信時間: 2008-08-28 | チャイナネット

販売スタッフによると、「囧」の字がデザインされたシューズは今年発売されたばかりの新商品で、ネット上の新流行語が取り入れられているため、特に若者の間で好評という。同スタッフは、「一日に平均1、2足は売れ、売れ行きは好調です。このシューズは価格も妥当で、それほど高価ではなく、さらに数量限定バージョンであることから、すぐ売り切れてしまいます」と語る。

李寧公式サイトによると、「囧」シューズ今年7月初めに発売、メンズ用とレディス用があり、デザインはそれぞれ3タイプ。これについての、四川省マーケティング学会会長の李蔚教授のコメントは以下の通り。

李寧ブランドの創始者・李寧氏がオリンピックの聖火最終ランナーとなったことで、ブランドの知名度がぐんと上がったが、20年にわたる同社の歴史から、一部の人々が持つ李寧ブランドのイメージは固定化している。このことから、流行に敏感な一部の人々は、このブランドはファッション性に欠け、時代の先端を行っていないという印象を持っていた。今回、シューズに「囧」の字を使ったことは、古臭い習慣を切り捨てた李寧の新デザインコンセプトを象徴しており、消費者の李寧に対するイメージを革新によって変えたいという意向が表れている。また、李寧がネットで大流行している要素を選んだことは、極めて有効な戦略だった。ネットユーザを惹きつけただけはなく、李寧に対するイメージアップも実現させた。李寧ブランドに対して人々が持つイメージを、よりファッション性、時流性に富んだものとした。このことも、ネットワークマーケティングに対する大型ブランドの意識の高まりを如実に示すものといえよう。

「人民網日本語版」2008年8月28日

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