ロブレス選手(左)、劉翔選手(右)
国際陸上競技連盟によるワールド・ランキング・スコアが28日更新され、110mハードルにおいて、中国の劉翔選手が第9位に滑り落ち、北京五輪で金メダリを獲得したキューバの新星・ロブレス選手が第1位となった。「京華時報」が伝えた。
劉翔選手は怪我で、今シーズンほとんど屋外試合に出場しなかった。ワールド・ランキングの有効成績は、バレンシア世界室内陸上大会(男子60メートルハードル)の7秒46(優勝)のほかは、大阪陸上グランプリ(110m)の13秒19、グッドラック北京招待試合(110m)の13秒18があったのみで、昨年の世界大会での成績が失効して1275ポイントにとどまり、前シーズンの第4位から第9位に滑り落ちた。劉翔選手は今シーズンのどの大会にも出場しないため、ワールド・ランキングの順位も今後更に下がっていくことだろう。
ロブレス選手は今年、世界記録を更新しただけでなく、12秒88、12秒92といういい成績を残している。今回の北京五輪では、12秒93で金メダルを獲得し、1456ポイントで他を引き離している。世界トップの座は、少なくとも来年までは保持できそうだ。
「人民網日本語版」 2008年08月29日 |