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五輪、インターネットの主流メディア化を促進
発信時間: 2008-09-11 | チャイナネット

インターネットによる五輪コンテンツ配信の効果に関する研究報告が11日、中国インターネット情報センターと万瑞数据の共同で発表された。報告によると、五輪情報を得るためにどのメディアを利用したかとの質問に対し、インターネットを利用したと答えたウェブ利用者は79.8%にのぼり、テレビと新聞の利用率を上回った。五輪報道によってインターネットの利用価値が広く認識された結果となった。「中国新聞網」が伝えた。

中国インターネット情報センター発表のデータによると、中国のウェブ利用者は約2億5300万人。ウェブ利用者のネット利用時間は五輪期間中、平均25%ほど増えて1日3時間23分となった。そのうちの半分は五輪情報を得るために使われた。

調査によると、ウェブ利用者が五輪情報を得る手段として、インターネットはほかのメディアを圧倒する優勢をみせた。インターネットの五輪関連報道に対するウェブ利用者の満足度は8割以上となっている。

北京大会は中国で初の五輪主催となった。インターネット上では、五輪大会の生中継が初めて行われた。調査結果からは、インターネットを通じた動画配信がすでに、主流メディアと肩を並べたことがわかる。調査に参加した人の5割以上が、インターネットの五輪コンテンツ配信のうち動画での生中継に最も注目していると答えた。さらに五輪コンテンツのうち動画だけに注目していると答えた人も約10%いた。これらの人々は五輪期間中、1日平均3時間19分をインターネットの利用に使い、そのうちの半分近くを五輪動画の視聴に費やしていた。

「人民網日本語版」 2008年09月11日

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