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「正しい歯磨き」できる北京市民、1割未満
発信時間: 2008-09-19 | チャイナネット

 北京市衛生局が18日発表した健康ニュースによると、北京では青少年の虫歯予防は効果的に行われているものの、毎日「正しい歯磨き」ができる市民は1割にも満たず、とりわけ中高年の歯周病率が90%であり、中高年が歯を失う主な理由となっている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

第3回全国口腔健康流行病学調査結果によると、北京市内の中・高年の虫歯率はそれぞれ58.6%、65.9%であるほか、歯周病率は90%にも上っている。北京市民のうち、毎日歯磨きをする人は80年代の30%から現在では70%にまで増加したものの、「正しい歯磨き」が出来る人はわずか10%にも満たないことがわかった。関係者はこれについて、北京の中高年の口腔健康状況は生活水準の上昇にふさわしい向上はみられず、徹底的な対策が必要であり、中高年の口腔疾病がそれほど重視されていないと警笛を鳴らしている。

「人民網日本語版」 2008年09月19日

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