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杭州の地下鉄陥没事故、3つの事故原因
発信時間: 2008-11-21 | チャイナネット

杭州市の地下鉄陥没事故現場で21日午前12時5分ごろ、丸一日の救援活動を通じて基礎坑から7体目の犠牲者の遺体が引き上げられた。これまでに事故による死者は9人、行方不明者は12人にのぼっている。「中国新聞網」が伝えた。

中鉄四局・杭州地下鉄1号線湘湖駅の梅小峰・常務副総経理によると、事故発生後、中鉄四局が直ちに事故調査にあたる専門家チームを発足して事故原因を調べたところ、次の3つの原因がひとまず明らかになったという。

(1)杭州の土質の特殊性。測量によると、事故発生区間の地盤は沖積粘土で水分が流失しやすい。

(2)陥没地点である風情大道はこれまで幹線道路として利用され、交通量が多く、積載量の多い大型バスやトラックなども行き来しているため、基礎坑西側の壁への衝撃が大きすぎた。

(3)杭州では今年、10月にしては珍しく連日雨が続いたため、地盤土の流動が一層高まった。

「人民網日本語版」2008年11月21日

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