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上海の高校生、76%が近視に
発信時間: 2008-12-16 | チャイナネット

上海市の小中高生を対象として「国家学生体質・健康基準」に基づいて行われたサンプル検査の結果がこのほど発表された。これによると、対象となった生徒の近視率は11-12歳で47.77%、13-15歳で66.32%、16-18歳で75.83%だった。高校生10人のうち7人以上が近視という計算となり、視力問題が深刻化していることがわかった。

専門家によると、高校生は勉強の必要に迫られ、睡眠も不足し、長時間にわたって近距離で目を酷使し、アウトドアスポーツをあまりしないため、近視となる可能性が高くなっている。上海市はこれに対し、4万5千室の教室の照明を今後3年で改造し、目に優しい間接照明を普及させていく計画だ。さらに目の健康を保つための新しい体操を広め、学習の負担を減らし、アウトドア活動を増やすなどの積極的な措置を通じて、近視発生率の低下をはかる構えだ。

「人民網日本語版」2008年12月16日

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