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改革開放が価値観の変化を促進
発信時間: 2009-01-06 | チャイナネット

 

■富の観念が多様化

改革開放以降、わが国の民衆の富の観念には大きな変化が生じた。富を身分・社会的地位の象徴と見なすだけでなく、自己の価値の体現と見なすようになった。富を自己が追求する目標と見なす人は87%と、率直な回答が得られた。富の蓄積を社会的地位の体現と見なす人は71.8%だった。一方、現在の人々は富を求めすぎており、社会の物質化が進んでいるとの声も64.9%に上った。富やお金に対する人々の見方はどんどん多様化しており、富に対して開放的・積極的な認識を持ち、大っぴらに大胆に富を追求する人もいれば、保守的な見解を維持している人もいることが見てとれる。

■職業の選択に変化

改革開放後30年の人々の職業観の変化は以下の面に現れている。(1)勤務先の性質の選択が多様化。以前は政府部門や事業単位を望んでいたが、勤務先の性質を職業選択の重要点としないようになった人は76.5%に上った。(2)職業の将来性と発展性を安定性よりも重視。転職によってより良い発展と将来を得たいとの回答は82.8%に上った。(3)職業と自己価値の実現を結び付けるが、給与待遇もどんどん重要に。職業を自己価値を実現するための場と見なす人は77%、給与待遇をどんどん重視するようになっているとの人は85.6%だった。

■家族関係が平等に

改革開放以降の人々の家庭観の変化には次のようなものがある。(1)家族関係・家事分担が平等に。人々は夫婦が共に生活を分かち合い、レジャーや一家団欒を行うという平等な家庭観を広く受け入れるようになった。(2)子どもの教育問題を非常に重視するように。大学入試制度の復活により、知識が運命を変える重要な手段となった。「改革開放以降の、家庭が子どもの教育問題を重視する程度の変化には顕著なものがある」との回答は94.5%に達した。(3)養老は社会への依存度が高まる。「改革開放以降、家庭の養老観が動揺し、社会養老への関心が高まっている」との見方に非常に、またはいくらか賛成する人は73.4%に上った。

「人民網日本語版」2008年1月6日

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