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炭鉱のガス事故、3年間で6割近く減少
発信時間: 2009-01-13 | チャイナネット

炭鉱のガス事故防止のための部間協調指導グループは12日、第6回会議を開催した。これによると、全国の炭鉱で08年に起こったガス事故は182件で、これによる犠牲者は778人だった。05年と比べると、それぞれ56%と64%の減少となった。

国務院第81回常務会議は05年3月、炭鉱のガス事故防止のための部間協調指導グループの設立を決定した。炭鉱ガス事故の件数と犠牲者は3年間で大幅に減少している。08年の件数と犠牲者は07年と比べても33.1%と28.2%の減少となった。そのうち1回の犠牲者が10人以上の重大事故の件数は18.2%、犠牲者は23.5%減少した。

会議では、「炭鉱ガス事故防止の作業はここ数年で段階的な成果を上げているものの、根本的な事故防止を実現するにはいたっておらず、状況は依然として厳しい」との指摘がなされた。08年に全国で起こった炭鉱ガス事故のうち、犠牲者が3人以上9人以下の事故は63件で、犠牲者の総数は290人。犠牲者が10人以上の事故は18件で、犠牲者数は352人にのぼった。

「人民網日本語版」2009年1月13日

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