ホーム>>社会>>社会ニュース
党と政府の発展路線に対する支持が高まる 思想動態調査
発信時間: 2009-01-24 | チャイナネット

国家統計局は08年11月、党と国家の発展方向・発展形勢・発展政策に対する評価を重点として、「社会各階層思想動態調査」を行った。調査は主にアンケート形式で行われ、東部・中部・西部・東北部の18地級市の500住民委員会と20県の100村鎮が対象となった。都市部に7千部と農村部に3千部の合計1万部のアンケートが配られた。調査研究のための座談会も行われた。調査によると、党と国家の発展方向・発展路線・発展政策に対する人々の支持率と賛成度はいずれも高く、「中国特色社会主義(中国の特色ある社会主義)」は広く深い社会思想の土台を持っている。とりわけ大事の開催や困難の対処における党と政府の制御能力や処置能力には肯定の声が高かった。

(1)「中国特色社会主義」の発展路線が共同認識となる

中国の発展の方向や前景に対して「とても自信がある」「比較的自信がある」と答えた人はそれぞれ56.3%と35.2%で合計91.5%にのぼった。「あまり自信がない」「全く自信がない」という人は3.8%と1.3%で合計わずか5.1%。「中国特色社会主義」という政治制度が中国の国情に「とても合っている」「ほぼ合っている」という人は合計95.1%に達した。「2020年までに小康社会を実現する」という目標に対する自信も高く、「とても自信がある」「比較的自信がある」は合計86.4%にのぼった。「中国特色社会主義」の事業が進むにつれ、党と国家の発展方向や発展路線に対する肯定が高まっていることがわかった。

(2)党と国家に対する信頼度が高まる

大事の開催や困難への対応への満足度はとりわけ高く、社会の団結力と求心力がより増強した。調査によると、昨年初めに起こった中国南部の大雪被害に対する党と政府の対応に「とても満足している」「比較的満足している」という人はそれぞれ62.0%と33.1%で合計95.1%に達した。昨年5月の四川大地震に対する党と政府の対応に「とても満足している」「比較的満足している」という人はそれぞれ81.5%と16.8%で合計98.3%にのぼった。昨年3月の拉薩(ラサ)事件に対する党と政府の対応に「とても満足している」「比較的満足している」という人はそれぞれ44.9%と36.8%で合計81.7%に達した。北京五輪の開催成功に対する人々の評価も高かった。

(3)経済情勢への明るい見方が維持される

金融危機の影響に対しては理性的な見方が多数を占め、「心配だが怖くはない」が主流の見方となった。国際金融危機の発生にもかかわらず、中国は良質で急速な発展を「十分に実現できる」「ほぼ実現できる」という人はそれぞれ45.4%と35.5%で合計80.9%を占めた。中国経済のファンダメンタルズに対する人々の自信が高いことをうかがわせる。

(4)改革開放が広く支持される

改革開放を人々が支持する主な理由は、生活レベルの改善や国力の増強、国際的地位の向上などだ。調査によると、改革開放30年の成果は「とても大きい」「比較的大きい」という人は合計93.8%に達した。

「人民網日本語版」2009年1月24日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 全国の20省市、震災地区の7万8千人の就職を支援

· 粉ミルク事件の賠償作業が最終段階に 大部分が賠償受け入れ

· 赤ちゃんボノボ、飛行機に乗ってドイツの動物園へ

· まもなく春節 被災地に年越し物資が続々到着

· 四川・成都と台北を結ぶチャーター便が就航