中国では。今年度、新しい貧困脱却扶助基準を実施し、農村の低所得層に対しては貧困扶助政策を全面的に実行される。

これは、温家宝総理が第11期全人代第2回会議で行った政府活動報告で明らかにしたものである。

温総理は「新基準により、扶助金額は一人当たり1196元に引き上げられ、貧困脱却扶助の対象者も4,007万人に拡大され、これはわが国の貧困脱却扶助開発事業が新たな段階に入ったことを示す。国の貧困脱却扶助の戦略と政策を充実させ、貧困脱却扶助への資金投入を増やし、開発型貧困脱却扶助を堅持し、村ぐるみでの推進や労働力の移転とトレーニング、産業化、住民移住による貧困脱却扶助ばど重点的に取り組み、貧困脱却扶助対象者の衣食問題を段取りを追って解決するとともに、貧困脱却と富裕化の実現に努めなければならない」と述べた。

「中国国際放送局　日本語部」より2009年3月5日