北京市地下鉄運営会社は21日から北京地下鉄1号線と2号線の13回目の運行間隔短縮を実施し、2号線の発車間隔は2分30秒から2分に、1号線は2分30秒から2分15秒に最大限短縮すると発表した。この発車間隔は世界で最短。
1号線の建国門駅、天安門西駅、復興門駅、万寿路駅での停車時間も短くなる。1号線と2号線の乗客は、北京の地下鉄に乗る人の半分を占め、毎日の乗客数は100万人。2008年に1号線と2号線の大規模な改造作業が終了し、発車間隔を短縮する条件が整った。
四恵駅で折り返す必要がある1号線は、2分15秒の短縮計画を実現するために、折り返し時間を3分17秒以内に抑えなければならなかったが、プログラムの簡素化で9秒縮められ、実際の折り返し時間は3分6秒になった。
ドアが閉まる時に鳴るベルの長さも5秒から3秒に変更。またプラットホームでの列車の停車位置を設け、運転士は必ず停車位置で停車しなければならず、発車指令信号を見たあと3.8秒以内に発車する。
今回の短縮が順調に実施されるために、1号線ではラッシュアワー時に乗客がプラットホームの中ほどで乗車することを指導する案内人が100人増やされる。
「チャイナネット」2009年4月17日 |