中国国内の各航空会社が相次ぎ座席に対応した価格調整を通達している。20日から実施される新価格体系により、国内線の航空券の割引価格は一般的に約2割増しとなる。「中国新聞社」が伝えた。
記者が18日に旅行代理店を取材したところ、各大手航空会社はこれまでの通達で新旧割引の換算方式をまだ明確にしていないというが、民間航空会社の専門家によると、新たな割引基準で計算すると、現在割引率の高い航空券ほど、値上げ幅が大きくなるという。20日以降、航空券の割引は現在の0.5ではなく、0.4を基準に増減される。このように換算すると、今後航空券は3.2割引、2.4割引、1.6割引、0.8割引など切りの悪い割引きが出てくるが、新たな割引制度が本格的に開始後、航空券販売システムでは割引価格は表示されず、航空券の価格だけを表示するため、購入者には航空券の価格だけが知らされる。
今回の航空券の割引調整について、各航空会社は出発日が20日以前の航空券の払い戻しや変更については、これまで通りのルールで実施し、割引調整後の影響を受けないと通達している。20日以降の払い戻しや変更の条件については、それぞれの座席の価格変更に応じて調整されるものの、その条件は現在実施されているルールとほぼ同じだという。
「人民網日本語版」2009年4月20日 |