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大学入試成績優秀者、職場エリートへの道険し
発信時間: 2009-05-15 | チャイナネット

中国校友会(同窓会)網は14日、最新の「中国高考(全国統一大学入試)状元(最優秀者)調査報告」を発表した。この調査は、大学入試制度の再開以来32年間の各地の統一大学入試で成績がトップだった人を対象として実施された。調査対象者は総じて、名門校や人気の高い専攻分野を強く希望するが、キャリアプランは疎かになりがちであることから、最終的に職場での業績が社会の期待より低いことが判明した。「広州日報」が伝えた。

1999年から2008年の間、各地の統一大学入試の最優秀者の人気大学トップは「北京大学」で385人。「清華大学」が255人で第2位につけた。第3位は、大陸部からの学生募集が2005年にようやく実現した「香港大学」の13人だった。

1977年から1998年までの統一大学入試成績優秀者の専攻分野別状況は、多様化の特徴が見られた。だが1999年以降になると、経営マネジメント、バイオサイエンス、電子情報、法律学、コンピュータなどの専攻分野に人気が集中した。2008年には、全国の統一大学入試成績優秀者のほぼ7割が経済マネジメント学を専攻している。

統一大学入試成績優秀者の卒業後の進路を見ると、約4割が海外に留学し、専門研究を深めている。業界別では、学界で研究職に携わる人が最も多く、全体の2割を占めた。その次に多かったのは、政府機関や国家機関への就職だった。自分で起業した人、企業経営管理に携わる人、証券、金融、メディア各業界に就職する人も一部あった。

中南大学の蔡言厚教授は14日、次の通りコメントした。

「各地の統一大学入試のトップを獲得した人のキャリアアップ度は、社会の期待に遠く及ばないのが現状だ。中国の主流産業の職場エリートの中に、統一入試最優秀者を見つけるのは難しい。大学や専攻を選ぶ際に何を決め手としたかが、その重要な理由となっている。彼らは大学のブランドだけにとらわれ、大学の発展環境にはほとんど注目していない。専攻分野を選ぶ際にも、人気度ばかりに気を取られ、振り回される。その結果、彼らの多くは在学中に専攻分野を変更したり、卒業後に他の専攻分野に入ったりし、彼らの才能が世間に現れる時期が遅れてしまうのだ」

「人民網日本語版」2009年5月15日

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