江蘇テレビ局、深センテレビ局などが28日明らかにしたところによると、国家広播電影電視総局(広電総局)はこの2カ月間、1日に放送されるテレビドラマの本数制限に関して、各テレビ局の意見を求めている。「京華時報」が伝えた。
江蘇テレビ局宣伝広報部の劉原部長と深センテレビ局市場広報部の張丹部長に28日にインタビューしたところ、2カ月前に広電総局からテレビドラマの放送制限に関して意見を求める知らせが実際にあったことがわかった。その知らせには、▽ゴールデンタイム(夜7時から9時半)の時間帯に放送できるドラマは2本まで▽その他の夜の時間帯(夜6時から夜中1時)に同じドラマを3話以上放送してはならない▽昼間の時間帯に同じテレビドラマを6話以上放送してはならない▽1日のドラマがテレビ番組全体の45%を超えてはならない―といった内容が含まれていた。このほか、ドラマ1話の長さが46分を超えてはならないという規定も盛り込まれていた。
劉部長は、もし広電総局がこの条文の実施に踏み切れば、江蘇テレビ局のドラマの放送に影響が出るのは必至だとし、「ドラマの視聴率は他の番組よりも高いため、制限後、視聴率や広告が影響を受ける」と話す。この新政策はまだ始まっておらず、各テレビ局のドラマは今のところこれまで通り放送されている。
「人民網日本語版」2009年7月29日 |