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中国、社会保険加入記録を100年間保存
発信時間: 2009-07-30 | チャイナネット

中央政府はこのたび初めて、膨大な数の国民の利益につながる社会保険加入記録に関する管理規定を制定した。人的資源(マンパワー)・社会保障部の尹蔚民部長と国家档案局(資料局)の楊冬権局長は23日、「社会保険業務記録管理規定(試行)」を共同で発表した。同規定は、今年9月1日に発効する。北京の日刊紙「新京報」が伝えた。

規定によると、社会保険業務関連書類は、県級以上の社会保険取扱機関に集中保存される。社会保険取扱機関は、社会保険業務関連書類の適切で秩序ある保管を徹底し、破損・紛失・秘密漏えいを防止する責任を負う。社会保険に加入している企業および個人は、社会保険取扱機関に対し、関連情報を問い合わせることができる。

また、規定では、社会保険加入記録の保管期限が明確に定められた。記録書類には、永久保存分と期限付保存分の2種類があり、期限付保存分については、保存期間が10年、30年、50年、100年に分かれている。

規定の付属文書では、各種書類の保存期限に対する詳細規定が示されている。100年間保存が定められている書類は次の通り。

▽保険加入記録のうち、社会保険料納入企業の従業員および定年退職者に関する記録

▽世帯単位もしくは個人で社会保険に加入している城鎮(都市・町)の無職住民、農村住民、個人経営者、城鎮のフリーランサーによる保険加入、社会保険移動記録、基本情報変更の届出時における、申請書および関連審査資料

「人民網日本語版」2009年7月30日

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