ウルムチ「7.5」事件が発生した後、ウルムチの公安機関は追跡捜査に力を入れるとともに、民衆による容疑者告発・摘発を呼びかけた。このほど、公安機関は新たな容疑者253人を逮捕した。新華社が伝えた。
7月8日から13日にかけ、新疆ウイグル自治区公安庁、ウルムチ市公安局は、暴力犯罪の容疑者告発を呼びかける通告を次々と発表し、各民族の人々から積極的な通報があった。110番通報、管轄区派出所への直接の通報など、様々な方法で情報と手がかりが提供された。7月20日までに、ウルムチ市刑事事件捜査支隊のみで、「7.5」事件の手がかり1000件近くが集まった。
ウルムチ市公安局が28日に明らかにしたところによると、「7.5」事件後容疑者の一部は自首し、暴行・破壊・略奪・放火などの犯罪を自白したという。各民族の人々は積極的に警察に手がかりを提供し、積極的に犯人検挙につとめている。このほど、公安機関は暴行・破壊・略奪・放火行為に参加した容疑者を新たに253人逮捕した。大部分は告発により発見されたという。
ウルムチ市公安局によると、新疆の公安機関は現在、「7.5」事件の容疑者全てを逮捕に向けて、「追跡逮捕行動」を全力で展開している。また、留置所での取調べ、特別捜査部を設置しての取調べ強化、民衆への積極的な告発の呼びかけなどの措置を通じて、公安機関はすでに「7.5」事件に関連する犯罪証拠を大量に獲得しているという。
「人民網日本語版」 2009年7月30日 |