ホーム>>社会>>社会ニュース
青海省で肺ペストが発生 2人死亡10人感染
発信時間: 2009-08-03 | チャイナネット

青海省海南チベット族自治州で肺ペストが発生し、今まで確認された感染者12人のうち2人が死亡した。青海省は法律に基づいて発生源を封鎖し、疫病の蔓延を効果的に抑えている。

 

青海省衛生庁は1日午後11時頃、青海省海南チベット族自治州興海県子科灘鎮で7月30日、ペストに感染の疑いがある患者が見つかり、2日間の細菌培養結果は陽性で、専門家は感染患者の症状や流行病学の調査、検査結果に基づき肺ペストであると確認したというニュースを発表した。

 

感染が確認された12人のうち、最初に死亡した人は32歳の男性の牧畜民で、ほかの11人は主に亡くなった人の親戚。10人の患者は指定された病院で隔離治療を受けており、病状は安定しているという。

 

疫病発生後、青海省党委員会と省政府はこれを高度に重視し、省内の各クラスの政府は直ちに公衆衛生の出来事として緊急対策プランをスタートした。そして専門家が現地に行って調査を実施し、密接に接触した人の追跡管理や発生源での応急処置を行い、疫病の蔓延を効果的に抑えている。

 

現地を訪れた中国疾病管理センターのペスト予防・治療の専門家・夏連続氏によると、ペストは中国に昔からある疾病で、甲類伝染病に指定されているという。

 「チャイナネット」 2009年8月3日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 女子バレーボール ワールドグランプリ2009」の予選ラウンド・プールCで中国が1位

· 北京・天津高速鉄道開通1周年 「同城効果」を強化

· 中国の児童事業が全面的に発展をとげた60年:日光の下でたくましく成長する子供たち

· 第1回アジア武術大会、バンコクで開幕

· 香港、新型インフルで3人目の死者