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中国の天津、上海で水価格を引き上げ
発信時間: 2009-08-04 | チャイナネット

中国では今年に入ってから、天津や上海、南京、広州などの都市は相次いで水価格を引き上げた。現在、ほかの一部の都市でも聴取会を開き、水価格の値上げのための準備を行っている。

国家発展改革委員会は3日ウエブサイトで文章を発表し、「現在、都市部の水価格と汚水処理費は依然として安く、徴収の範囲も狭いなどの問題がある。各地の調整の方向で、資源の節約や環境保護にプラスとなる。各地は価格の調整で、給水や汚水処理業界の発展ニーズや低収入家庭の受け入れ能力を考慮し、調整の度合いやチャンスを把握し、集中的に調整項目を出すことを避けるべきだ」と述べた。

去年末まで、中国の36の大中都市の生活用水と工業用水の平均価格は1トン当たり2.35元と3.19元で、2005年よりそれぞれ12%と17%増加した。そして、生活用水と工業用水の汚水処理費の徴収はそれぞれ2005年より3割―4割増加した。

なお、現段階で、水価格を引き上げることが適切かどうかについて、専門家は「現在の物価指数は低く、値上げしてもよい。しかし、低収入家庭が金融危機による影響が大きいため、各地が水価格を調整し、漸進しなければならない」とみている。

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