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陝西省*陽県永楽鎮石際寺村内にある「大地原点」の建築物(7月8日撮影) |
新中国成立初期、中国は旧ソ連ボルコフ天文台を座標原点とした測量座標システムを使用していたが、これは中国の建設・発展と釣り合いが取れていなかった。
中国は1975年以降、鄭州、武漢、西安、蘭州において、地形、地質、重力、大地構造などの実地調査を行い、最終的に陝西省*陽県永楽鎮石際寺村内に座標原点「大地原点」を決定した(座標:東経108°55′、北緯34°32′)。
「大地原点」は中国独自の座標システムの基準点となるとともに、中国の測量・製図事業のシンボルとなり、経済建設・科学技術研究において重要な役割を持っている。
「人民網日本語版」 2009年8月7日
※*という字はさんずいに「経」の右へん
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