三峡ダムでゲートを開いて放水する様子（8月6日撮影）

中国三峡総公司によると、6日8時に三峡ダムに流れ込んだ水量は毎秒5万5000立方メートルで、2004年以来、最高だった。

長江はこの5年、降雨などによって増水した水は、順調に三峡を通過して下流に流れていた。三峡ダムの調整作用で、下流にある支流の洪水を防ぐ圧力は軽減されたが、今でも川沿いの地域では万全の体制で水の流れを確保している。

この数日、三峡ダムの左右両岸にある70万キロワットの大型発電機26台は安全に運行しており、6日10時の最大出力は1693万キロワットで、この日の発電量は4億キロワット時に達した。

三峡ダムでゲートを開いて放水する様子（8月6日撮影）

｢チャイナネット｣　2009年8月7日