ホーム>>社会>>社会ニュース |
飲酒運転と銀行個人信用情報システムを連結へ |
発信時間: 2009-08-12 | チャイナネット |
|
ここ数年、飲酒運転による事故が増えており、アルコールが凶悪な「道路キラー」となりつつある。こういった厳しい現実に面し、飲酒運転は一体どう取り締まるべきか?人民日報の記者が公安部交通管理局の担当者を取材した。 路上での飲酒運転について、公安部交通管理部門は取締りを徹底し、発見と同時にきっちり調査・処分するとともに、抜本的な管理を見直し、飲酒運転違反を初期の段階で食い止めなければならないと話し、次の対策をあげた。 (1)飲酒運転に対し、厳しい調査・処分を継続。公安交通管理部門が飲酒運転の取締りを頻繁に行い、ドライバーの意識を高める。飲酒運転者に対しては、拘留すべき者は拘留し、免許取消にすべき者は免許取消にし、免許停止にすべき者は免許停止にする。 (2)交通安全に関する宣伝・教育を強化。テレビやラジオ、インターネット、携帯電話のショートメールなどをフルに活用して飲酒運転の危害を宣伝する。 (3)部門連動メカニズムを構築。精神文明建設弁公室などの部門と協力して、飲酒運転や信号無視などの交通違反を、マナー都市評価や部門内部の管理審査に組み入れて、全市の模範部門評定や部門・人物評価と結びつけ、飲酒運転で交通事故を起こした者や飲酒運転者は評価対象から除外する。保険監督管理委員会や銀行業管理監督委員会などの部門と協力して、自動車保険料率と銀行の個人信用情報システムと結びつけ、飲酒運転で交通事故を起こした者や飲酒運転者は、自動車保険料率を引き上げるとともに、銀行の個人情報記録に記録される。 (4)調査・処分の方法を改善。血液からアルコールを検出する新型設備を導入し、取調べの効率を高め、飲酒運転の取調べによる交通渋滞を減らす。 (5)法整備の強化。関連部門と協力し、法整備を進め、国際的な通例を参考に、飲酒運転の認定基準を修正し、処罰の基準を細分化し、飲酒運転による交通違反の懲戒を強める。 「人民網日本語版」2009年8月12日 |
|