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台風8号、台湾で103人死亡、61人行方不明 |
発信時間: 2009-08-13 | チャイナネット |
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台湾の中央災害対策センターの発表によると、12日夜9時までに、台風8号「モーラコット」による台湾での死者は103人、負傷者は45人、行方不明者は61人となった。 死者数が激増したのは、主に救援スタッフが高雄県不老温泉と杏花村で32人の遺体を発見したため。救援活動に当たっていたヘリコプターの墜落による3人の搭乗者も死者数に含まれている。 台湾の交通部公路総局の12日の発表によると、台風8号「モーラコット」により、台湾で橋が崩落し、主要道路の地滑りや路盤流出が発生した。12日昼頃までに、すでに95カ所の修復が行われたが、橋の27カ所はまだ封鎖されており、69カ所の主要道路で路盤流失、山崩れなどの大規模な被害があり、一時通行止めとなった。 台湾阿里山 通行止めで6500人が足止め 台風8号「モーラコット」により、台湾阿里山は通行止めとなり、6500人が足止めされた。幸い、死傷者は出なかった。しかし、一時食糧が切れたこともあったという。 台湾メディアは、阿里山で15本の橋が全壊し、一部が崩落した橋は数えきれないほどあると報じた。 台湾で水害5日目:農業損失が88億超に 台湾の中央災害対策センターによると、12日12時までに、台風8号「モーラコット」による農業損失は88億4952万台湾ドルに上り、施設・農業・林業・漁業・牧畜業の生産物を除いても損失額は78億3051万元に達するという。これは、19年来の台風で2番目に高い損失額となった。 「チャイナネット」 2009年8月13日
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