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台湾の新型インフルが深刻 死者7千人の可能性も
発信時間: 2009-08-26 | チャイナネット

台湾軍隊で44人の新型インフルエンザ感染者が確認された。その中の4人は屏東で台風による災害救援に参加している兵士だったことから、被災地で救援作業をする兵士は25日から感染拡大を避けるために、全員マスクをつけて体力の保持に努めている。 

台湾の「聯合報」によると、台湾での新型インフルエンザの感染状況は深刻で、台湾「中央研究院」の陳建仁氏は、台湾では7000人が亡くなると推測している。台湾「疫病管理局」の蘇益仁・前局長は「死者は約5000人から1万人の間で、もし防疫措置がよくない場合は死者数はもっと多くなるだろう」と話す。 

報道によると、新型インフルエンザの死亡率は、防疫措置の違いによって約1000分の2から1000分の4まで。陳建仁氏は「今回の新型インフルエンザの感染状況は深刻で、3分の1が感染する可能性がある。死亡率は1000分の1という計算で、台湾では7000人が命を落とすこともあり得るが、防疫措置がしっかりしていれば有効的に死者数を少なくすることができる。1週間の感染者は1万人で、1週間の感染者が倍数で増えると11月初旬には1000万人を超えるが、措置が適切ならば感染者の増加速度を抑えることができる」と語る。

新型インフルエンザがいつ終息するかについては、陳建仁氏も予測できないという。「もし制御できなくても、半年以内には終息するだろう。措置が適切ならば感染のスピードは遅らせることができるが、2年から3年は流行するだろう。しかし短期間の大規模な流行は決してよくない。それは短期間に感染者が急増すれば病院が対処しきれないからだ」

「チャイナネット」 2009年8月26日

 

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