成都市、同市青羊区疾病抑制センターは3日午後3時までに、四川西南航空専修学院(青羊キャンパス)の学生1075人、教職員126人に対して医学検査を行った結果、新型インフルエンザ患者が計35人確認された。全患者は既に市伝染病病院に搬送され治療を受けており、症状は安定している。重症例は報告されていない。「成都商報」が伝えた。
四川西南航空専修学院(青羊キャンパス)で新型インフルエンザ流行が確認された後、省・市関連部門はただちに新型インフルエンザ予防緊急対策を始動、さらなる感染拡大を全力で阻止している。同キャンパスは既に休校となり、学生らには状況に応じた管理が行われている。関連病院専門家がキャンパス内に医療施設を設置、キャンパス内の学生らは各自室で統一された医学観察を受けているほか、専門の医療スタッフが毎日2回健康パトロールを実施、異常が発見された場合は疑似患者をただちに指定場所に搬送し、疾病抑制センタースタッフが検査およびサンプル測定を行っている。症状があっても検査結果が陰性の学生、およびサンプル測定結果待ちの学生については、大学側が専用の部屋を用意し、専門の医療スタッフが医学観察と治療を行っている。
「人民網日本語版」2009年9月4日 |