黒龍江大学の隔離区であるB区8号ビルの入り口で外を眺める学生（9月14日）　

黒龍江省衛生庁によると、ハルビン市疾病コントロールセンターは黒龍江大学で学生11人の感染を確認したという。これは黒龍江省の大学では初めの集団感染になる。

実験中学校の教室を消毒する衛生防疫の作業員（9月14日）　

山東省衛生庁は12日、棗庄市山亭区の実験中学校で13人の学生が感染したと発表した。山亭区は迅速に対応し、全面的に救急治療と予防制御作業を展開。今までに7人が退院し重症患者はいない。　

衛生部の14日の発表によると、中国大陸では11日15時から14日15時までに1598人が新型インフルエンザと確認され、そのうち14人は海外からの入国者で、1584人は国内感染者だという。　

衛生部は、14日までに中国大陸の31の省と自治区、直轄市では、合わせて9103人の新型インフルエンザ患者が報告されており、完治した人は5350人で、今のところ死亡例は報告されていないとしている。

｢チャイナネット｣　2009年9月15日