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国務院、「新疆の発展と進歩」白書を発表
発信時間: 2009-09-22 | チャイナネット

国務院報道弁公室は21日、「新疆の発展と進歩」と題する白書を発表した。「白書」では、新疆の発展と進歩は、民族団結という大きな旗印のもとでの新疆各民族の人々による共同努力の結果であり、中国政府の民族政策が成功裏に実践されている証しであることが指摘されている。

「白書」は、(1)前書き(2)経済の急速発展(3)人民生活の著しいレベルアップ(4)各種社会事業の絶え間ない発展(5)民族文化の保護(6)各民族の平等・団結の堅持(7)公民の宗教信仰の自由という権利の保護(8)国家統一と社会安定の維持(9)結び??の9章で構成されている。

白書の概要は以下の通り。

新疆各民族の人々は1949年以降、中国共産党と中央政府の指導と支援のもとで、全国の各民族人民の多大な援助と支援を受けつつ、奮闘努力を怠らず、たゆまぬ向上心を持ち、素晴らしい郷里を建設し、幸福な生活を創造してきた。この努力が実を結び、新疆は貧困を脱することに成功した。天山山脈の南北に広がるこの地には大きな変化が生じ、社会発展の歴史的なブレイクスルーが実現した。

新疆の発展と進歩は誰の目にも明らかである。中国人民は現在、「富強、民主、文明、調和」の実現された社会主義近代国家の建設を目標に置いて奮闘している。中国共産党と中央政府の配慮と支持のもと、新疆各民族の人々が一致団結して共同努力を進めていけば、国家の発展進歩に伴い、新疆の将来はより素晴らしいものとなるに違いない。

新疆経済は急速に発展し、総合力は著しく高まり、経済構造は一歩ずつ改善し、インフラ建設は絶えず強化され、農業の総合生産力は著しく高まり、近代工業体制は着実に形成され、鉱物資源は効果的に開発され、開放レベルは高まり続け、観光業は急速に発展し、地区経済は足並みをそろえて発展している。

貧困からの脱出と衣食不足の解決という発展段階を経た今、新疆各民族の人々は小康(ややゆとりのある状態)社会に向かっており、生活の質は大幅に高まっている。新疆の各種社会事業は絶えまない発展を続け、民族文化は保護され、各民族の平等・団結は堅持され、各民族の人々は宗教の信仰の自由という権利を十分に享受している。

新中国建国後、新疆は民族団結と社会安定において極めて好ましい状態を形成してきたが、旧中国時代から続く「東トルキスタン」勢力は依然存在している。「東トルキスタン」勢力は、新疆各民族の人々の生存と発展という基本的人権を侵害し、新疆の経済発展を妨害・破壊し、地域の安全・安定を脅かす存在となっている。

新疆各民族の人々に対する「東トルキスタン」勢力の暴力テロ活動は、中国の憲法・法律への公然たる挑戦であり、深刻な反社会、反人類の暴力犯罪行為である。

「人民網日本語版」2009年9月22日

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