山東省済南市で来月1日、2009年度の兵士募集業務が正式に開始される。同市兵士募集弁公室が明らかにしたところによると、本年度の兵士募集政策は大きな調整が行われ、国務院、中央軍事委員会の関連要求に基づき、本年度から大卒者の入隊には学費補償が行われることになった。在校期間中に国家助学貸付金（大学国家助学貸付金および出生地信用助学貸付金を含む）を受けていた大卒者については、学費補償金は先に助学貸付金元本および全額返済前に発生した利息に充てられる。

2009年度兵士募集業務のもうひとつの大きな変化として、初めて社会から広く女性兵士募集を行う。募集対象はこれまで普通高校卒業予定者と規定されていたが、全日制一般大学卒業予定者、在校生、一般高校卒業予定者に変更される。応募方法は従来の推薦応募から、一般的な応募に変わる。入隊条件は従来の身体検査、政治思想審査の各合格者から、身体検査、文化的素養、外見、気質、年齢、政治思想など全面的素養に対する総合評価を経て採用が決定される。

「人民網日本語版」2009年10月16日