中国国際救援隊はこのほど、国連より重型救援隊（Heavy Rescue Team）の認証を受けた。これにより、世界各国の国際救援隊のうち、中国は12番目に同認証を受けた国となった。

中国国際救援隊は12日から、国家地震緊急援助訓練基地で36時間にわたる救援演習を行い、国連専門家チームの査定を受けた。その結果、中国国際救援隊の能力が認められた。

国連は効果的に国際救援活動を展開するため、2005年から各国の国際救援隊に対し、人員、装備、能力などによって、中（Medium）と重（Heavy）のランキング査定を実施した。

なお、中国の国際救援隊は2001年4月に設立されてから、海外ではアルジェリア、イラン、インドネシア、パキスタンなど、国内では新疆、四川、青海、天津などで救援活動を展開してきた。

「中国国際放送局　日本語部」2009年11月15日