中国は18日に天津で、専門航空緊急救助訓練を実施する。

中国航空工業集団と天津市人民政府が共催する2009中国ヘリコプター発展フォーラムがきょうと明日の2日間、天津市濱海新区で開催される。今回のフォーラム開催の主旨として、緊急事態下でのヘリコプターによるすみやか且つ効果的な救助に対する国民の意識を高め、ヘリコプターの緊急救助過程における能力と効果を存分に披露し、中国の航空緊急救助体制構築発展を促す狙いがある。

同フォーラムではきょう（18日）午後、ヘリコプターによる緊急救助訓練を行う。今回の試みは専門航空緊急救助訓練としては国内初となる。

模擬高層建築物での火災、および交通事故の2つの訓練の中で、中国航空工業集団が生産した救援型・救護型ヘリ「直-8」、消防型ヘリ「AC-312A」、指揮通信型ヘリ「AC-301」のほか、同社とイタリア・アグスタウェストランド社が共同生産したCA-109型ヘリ、米シコルスキー社S-76型ヘリも今回の訓練に参加する。（編集HT）

「人民網日本語版」2009年11月18日