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医療機関、新型インフルウイルス検査を展開へ
発信時間: 2009-12-08 | チャイナネット

衛生部によると、新型インフルエンザ症例に対する明確な診断、分類管理を行い、すみやかな医療措置を実施し、早期発見、診断、治療可能な新型インフルエンザ重症例発生に対処すべく、同部弁公庁はこのほど全国各省・自治区・直轄市衛生庁局および新疆生産建設兵団衛生局に向けて通知を発布、医療機関において新型インフルエンザウイルス検査を展開するよう求めた。これまでは医療機関には新型インフルエンザウイルスの検査資格はなかった。  

同通知は、各医療機関はインフルエンザ症状が現われ、重症例に陥りやすいグループ、重症および重篤例の中の疑似症例と臨床診断症例のほか、その他疾病のため入院治療が必要で同時にインフルエンザ症状を伴う症例、既に入院治療しており鑑別診断が必要な症例などの重点患者グループに対して、すみやかにサンプル採集を行い、現地疾病予防抑制機構あるいは国家級インフルエンザ観測ネットワーク実験室へ送付し、新型インフルエンザウイルス検査を行うよう求めている。省級衛生行政部門は管轄区域の新型インフルエンザ流行予防・医療救護業務の需要に基づき、域内医療機関が新型インフルエンザウイルス検査業務を行うべきか否かを決定できる。

今回の検査業務を展開する医療機関は次の条件を満たしている必要がある。▽新型インフルエンザ指定3級伝染病病院、3級総合病院▽区内に設けられた市級以上の衛生行政部門が記録を管理する生物安全2級実験室で、必要な場合、区内に設けられた市級以上の衛生行政部門は新型インフルエンザウイルス検査を展開予定の医療機関に対して現場考査を行うことができる▽衛生部および省級衛生行政部門が共同で組織したPCR実験室資格認定を通過した医療機関。

「人民網日本語版」2009年12月8日

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