農産品の安全のスピード検査を実施可能な検査車2台が12日、北京の新発地市場に登場した。中国では初めての農産品卸売市場で移動可能な検査車を利用した農産品の自主的な検査で、民衆の食品の安全を保障する手段がまた一つ増えたことになる。検査車はガス・クロマトグラフ装置や食品安全のスピード検査装置、マイクロプレートリーダー、微生物のスピード検出装置や関連の試薬を備えており、野菜や果物、肉、水産品といった主な製品8種類の残留農薬や有毒・有害物質、食品添加剤など50項目以上の安全指標を検査可能で、また固定の農産品に対する追跡も行うことができる。
「人民網日本語版」2010年1月13日