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中国、旧正月帰省ラッシュに実名記入切符を導入
発信時間: 2010-01-12 | チャイナネット

 

 中国の伝統的祝日旧正月がおよそ1ヵ月後に訪れる。帰省客など溢れる旧正月の旅客輸送ラッシュに対して、中国の鉄道部門は全国の37駅で、列車切符購入に実名制の試行を決定した。この方法で、不正売買などによる切符入手難の問題解決になるかどうか検証が必要である。

 実名制試行期間中、旅客は住民票やパスポート、香港・マカオ通行パスなど20種類以上の身分証明書のいずれかで切符を購入できる。切符の裏面には旅客の身分情報が印刷されており、改札口では、身分証明書と切符を照合する。

 列車切符実名制は切符の不正売買を防止し、より多くの人の利益を守り、切符購入の公平性をある程度維持できると見られている。一方、切符入手難の問題を解決できるかどうか疑問視している意見もある。

 中国の伝統的な祝日、旧正月は一家団欒の日である。各地の人々はふるさとに帰って家族と集う習慣があるので、全国的に交通はラッシュになる。今年の帰省客ラッシュは1月30日~3月10日、およそ40日間に続き、旅客輸送人数が延べ2億1000万人に達すると予想されている。

「中国国際放送局 日本語部」より2010年1月12日

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