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スピード結婚「速配族」、ネットでブーム |
発信時間: 2010-01-26 | チャイナネット |
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中国青年報社会調査センターが先週行ったあるアンケート調査(3462人対象)によると、ネットを通じて「速配(素速くカップルとなること)」しパートナーを見つけた人が身近にいると答えた人が76.3%に達した。そのうち、よく耳にすると答えた人は6.2%、時折耳にするとした人は34.9%に上り、インターネットを通じた「速配」が既に非常に多くの人々の間で行われていることが判明した。 「僕たちは4月28日にネットで初めて出会い、6月19日には結婚証書を受け取りました」。天津市の某軍区に服役する男性・徐さんは結婚恋愛サイトを通じて結ばれた彼女のことを想い、幸せに満ちた表情で話す。「二人とも今とても幸せです。僕たちの日々がこんなに愛情あふれるものか、誰も想像がつかないでしょう」。 国内大手結婚恋愛サイトが提供した「2009中国男女結婚恋愛観調査報告ハートブック」によると、恋愛期間2年未満で結婚した会員は93%、1-6カ月で結婚した会員は42%。「ネット速配」に成功した会員のうち、自身の婚姻に満足しているとした人は96%、そのうち59%の会員は非常に満足していると回答した。 中国青年報の調査によると、「ネット速配」の成功率が非常に高いと答えた人は4.6%、ある程度の成功率があるとした人は76.8%となった。全く信用できないと認識している人は僅かに18.6%だった。 なぜこれほど多くの人達が「ネット速配」を好むのか?調査によると、66.2%の人は「交際範囲がどんどん狭まり、ネットに頼らざるを得ない」と回答。以下、「自分がどうしたら良いかわからない。ネットに希望を託すだけ」(49.1%)、「時間も労力も省ける。皆、恋愛コストを減らしたいと思っている」(46.3%)、「今やネット時代。愛情も『ファーストフード』になった」(44.0%)と続いた。 「速配」カップルの愛情について調査結果は、「一種の交友方法であり、驚くべき事ではない」が65.6%でトップ。以下、「このような『スピード愛情』は長くは続かない」(45.4%)、「ネットにはどこに誰が潜んでいるかもわからない。用心すべき」(43.6%)と続いたが、「ネット時代の需要を満たし、広まってゆく」と答えた人も25.9%に上った。 「人民網日本語版」2010年1月26日 |
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