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09年中国人飲食調査 四川料理を好む人は8割 |
発信時間: 2010-01-28 | チャイナネット |
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2009年の中国の「飲食小康指数」(「小康」はややゆとりのあるという意味)は76.4%で、前年度より1.7%上昇した。 食習慣については、8割以上の市民が1日3食で、食事にかける時間は半数以上が20分前後だった。しかし5分の1の人は仕事や他の事情でよく食事の時間が短くなっている。
好みについては、四川料理が最も人気があり、多くの人が辛い料理を好むことが分かった。またマクドナルドやケンタッキーなどの西洋のファーストフードをジャンクフードだと考える人は8割以上に上った。 今回の「小康飲食調査」のテーマは「中国人の飲食習慣」で、飲食を通して今の中国人の生活状況や時代の変遷を見ることができる。 一番おいしいのはやはり家庭料理 飲食業の急速な発展の背景には、市民の収入増加や消費観念の変化があり、大衆的消費はますます飲食がメインになっている。外食はすでに日常的なことで、今回の調査では86.3%の人が様々なレストランでよく食事をしていることが明らかになった。食べる料理は中華料理が多く、西洋料理を選ぶ人はわずか5.5%だった。 中華料理の中でも最も好まれたのは四川料理(51.2%)だ。2位は東北料理(31%)、3位は湖南料理(29.5%)、4位は山東料理(23.6%)、5位は広東料理(22.9%)で、外国料理では韓国料理(12.3%)が1位に入り、2位は日本料理(10.3%)、 3位はフランス料理(3.5%)だった。 しかしレストランの料理がより美味でも、一番おいしいのは母親の作る料理 (55.7%)だ。家族が作る料理は、やはり何物にも代え難い。 中国人は味付けの濃い料理を好む? 世界保健機関(WHO)の研究では、個人の健康と寿命は60%が生活スタイル、17%が環境、15%が生物学的な要因によって決まり、医療衛生はわずか8%、生活スタイルの中で飲食が占める割合は30%だということを発見した。 「小康飲食調査」の調査結果からは、食事で一番考慮するのは「味」(47.8%)で、2位の「栄養」より16%多かった。また味付けでは「辛い」を好む人が40.5%と最多で、次に「甘いは28.4%、「塩辛い」17.3%だった。 栄養が偏り、カロリーを摂りすぎるという食生活は、多くの中国人を生活習慣病へと導いている。国際肥満学会は、世界では肥満で死亡する人が餓死者より多くなり、その中に中国も含まれると発表した。また中華予防医学会の情報によると、過去10年に高血圧や糖尿病などの慢性疾患は、中国の都市や農村に住む人たちの健康を脅かしており、その中でも食生活が原因という人は少なくないという。 「チャイナネット」 2010年1月28日
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