広州の交通警察は現在、知能化された交通指揮システムの性能向上に力を入れている。アジア競技大会の際には、3つのハイテク管理システムが広州の道路交通管理で使用され、アジア大会の交通安全、スムーズな交通が確保される。「中国新聞網」が8日に伝えた。
アジア大会安全保障部門が8日に明らかにしたところによると、広州の交通警察部門はアジア大会前に、アジア大会用道路および、主要幹線道路の重点区間などに、マイクロ波交通量観測ポイント260カ所を3回に分けて設置する。これにより交通量を観測し、リアルタイムでの交通誘導・調節が可能となる。
このほか、アジア大会用道路および、主要幹線道路の重点区間49カ所に、可変メッセージ表示装置を設置。現在すでに設置されている同装置(46カ所)と合わせると、計95カ所の装置が、正しい道路情報をリアルタイムで伝えていく。
アジア大会期間中にはさらに、信号制御システムSCATS(シドニー・コーディネート・条件適応交通システム)を利用。付近の道路区間のグリーン・ウェーブ(一定の速度で走るとずっと青信号のまま交差点を通過していくことができるシステム)の自動調節や、交差点の信号同期化などにより、青信号の時間を最大限に利用することができるようになる。
「人民網日本語版」2010年2月9日 |